その昔「僕が死んだら新聞で知らせるから」と言ってくれた彼がいた。

なんだよ、昭和かよって思うかもしれないけど、当時はそれしか手段がなかったわけで。

今、仮に彼が死んだとしても、私はそれを知ることはないだろう、もう新聞なんてながく読んでもいない。

でも、こうやってふと思い出す。

「生きてるのかな」とか「幸せでやってるのかな」とか。

私は今も幸せで、今もあなたのことが好きです。